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Learn東京野菜図鑑
なかなか出会えない都内産野菜たちの情報を、 栄養素や食べ方などもご一緒に紹介いたします。
和食に欠かせない日本のお米は世界に2万種類以上の品種があり、ジャポニカ種とインディカ種に分けられます。私たち日本人が一般的に食べているのはジャポニカ種ですが、世界で見ると粘りの少ないインディカ種の方が多く作られています。日本国内では、「こしひかり」や「ひとめぼれ」などの主食用の品種以外に、もち米、日本酒用などを合わせて約900品種が作られています。
杉並区
旬の時期
その他
茶
都内では、古くから多摩北西部で生産されています。東京都、埼玉県ともに作られているのは狭山茶ですが、東京都内産のものを埼玉産のものと区別するため昭和初期に「東京狭山茶」と名付けられました。この地は冬が寒く、その気候が肉厚の茶葉を生み出し、甘味のあるお茶ができます。また、低温で長時間加熱する「狭山火入れ」と呼ばれる仕上げ法が、狭山茶独特の甘く濃厚な味わいをもたらしています。さらに、収穫は春と夏の二番茶までと、国内のほかの産地より少なく、その分、コクと旨味のあるお茶になるといわれています。
東京紅茶
東京狭山茶の茶葉から作られる国産紅茶です。古くから緑茶の栽培が盛んだった日本では、明治時代から紅茶の製造・販売に取り組み、海外への輸出も盛んに行われていました。昭和46年(1971)の輸入自由化による価格競争で国産紅茶は生産が縮小してしまいましたが、輸入紅茶とはひと味違う風味をもつ「和紅茶」として再び注目を集めています。ほのかな甘みとまろやかな口当たりを楽しむには、ストレートで味わうのがおすすめ。和菓子や食事にもよく合います。日本茶のように茶葉を急須やポットに入れるタイプのほか、手軽に楽しめるティーバッグも販売されています。
コーヒー豆
コーヒー豆は、コーヒーノキから採取される種子。生産されたままの生の状態を生豆、加熱加工されたものを焙煎豆といいます。 焙煎・粉砕したコーヒー豆を湯や水で抽出したものがコーヒーとして世界中で飲まれています。焙煎や挽き方、淹れ方によって、様々な風味が楽しめる嗜好飲料として、豆ごとにこだわりの飲み方が楽しめます。リラックス効果があるカフェインを含むのは有名ですが、コーヒーに含まれれるポリフェノールの一種のクロロゲン酸は、脂肪分解と脂肪蓄積抑制効果を持ちます。カフェインとクロロゲン酸のW効果により、食事から摂取した脂肪が体に溜まりにくくなり、脂肪の燃焼が促進されるといいます。運動前に飲むのがおすすめです。小笠原では明治時代に栽培が試みられ、「コーヒー山」という地名が今も残っています。大変貴重な「純国産」コーヒーは、小笠原の名物にもなり、都内でも僅かですが小笠原コーヒーが楽しめる飲食店があります。
東京狭山茶
瑞穂町、武蔵村山市、東大和市、青梅市などで生産されている狭山茶。この地域は江戸時代から茶どころとして知られています。作られているのは狭山茶ですが、東京都産のものは埼玉県産のものと区別するため、昭和中期に東京狭山茶と名づけられました。他産地では年3回から4回新芽を摘むのに対して、春と夏の2回のみ新芽を摘みます。主として、やぶきた、さやまかおりの品種が栽培、生産されています。東京狭山茶を原料とした紅茶「東京紅茶」も生産、販売されており、東京の新たな特産物としてブランド化されています。東京狭山茶関連のイイシナ登録商品東京紅茶 https://tokyogrown.jp/e_mark/detail?id=571420東京ショコラン・テ https://tokyogrown.jp/e_mark/detail?id=571422